利益が生まれるメカニズム,原価低減以外の利益創出の打ち手,単価アップを実現する競争戦略,利益創出の打ち手,新規事業展開のアイデアが創出について,事例を踏まえ分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
合同会社バリューアップ 代表社員 米澤 裕一 先生 中小企業診断士・キャリアコンサルタント 元 キヤノン販売(現キヤノンMJ)を経て現在に至る 補助金活用による資金調達支援,黒字化支援コンサルティング等200社以上の経営力向上に貢献
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。 受講対象 ・製造業の技術者、設計担当、原価企画担当、製品企画担当など ・製造業の営業、マーケティング担当など 予備知識 貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)の基本知識があると理解が深まりますが、 特に予習は必要ありません。 習得知識 1)ビジネスマンが把握しておくべき「利益が生まれるメカニズム」が理解できます。 2)原価低減以外の利益創出のための様々な打ち手が理解できます。 3)単価アップの実現に有効な競争戦略の基本が理解できます。 4)利益創出の打ち手を理解し、既存商品・サービスをブラッシュアップできます。 5)利益に貢献するための新規事業展開のアイデアが創出できます。 進呈 講師著書「小さな会社の儲けの仕組みの教科書」(クローバー出版社)を進呈します。 講師の言葉 長引くデフレ環境下、日本の製造業は「品質を維持した上で、いかに原価低減を図るか」を主なテーマとして利益確保を目指してきました。この考え方は有効ではありますが、これに頼って利益を確保するのはもはや限界です。その一方、顧客提供価値を高めて単価アップを図り、高業績を挙げている企業も存在します。 本セミナーは、技術者向けに、「コストダウン以外の発想で利益を向上させる」考え方である「利益思考力」について、豊富な事例を交えて解説します。「利益思考力」とは「利益が生まれるメカニズム」や「儲けのしくみ」を理解し、利益を生み出すための思考力を強化して、ビジネスで活用する力です。 「利益思考力」と言うと財務系のセミナーをイメージするかもしれませんが、一般の財務系セミナーとは異なり、具体的な儲けのしくみ(特に値上げの実現方法)に主眼を置き、会計+競争戦略+マーケティングのエッセンスを一体的に学ぶ内容です。このセミナーに参加することで自分の専門分野に「利益思考力」を加味し、より会社の利益に貢献できるビジネスマンを目指しましょう。
プログラム
1.利益が生まれるメカニズムを理解する ・利益思考とは ・会社の成り立ちについて ・貸借対照表(BS)と損益計算書(PL) ・財務会計・税務会計・管理会計の違い ・会社のお金の流れ(BSとPLのつながり) ・利益の種類(PL) ・限界利益とは ・変動費、固定費と限界利益の関係 ・黒字の状態と赤字の状態 ・演習:赤字事業の撤退判断 ・売上の計上方法と利益の関係 ・「値引きする」なら「おまけ」の方がまし? ・最も利益感度が高いのは「単価アップ」 2.利益を確保するための自社のポジションを理解する ・競争戦略の本質 ・競争戦略の3つの類型 ・戦略と戦術の違い ・少が大に勝つためのランチェスター戦略とは ・ランチェスター法則について ・ランチェスター戦略をビジネスに応用する ・弱者の差別化戦略、強者のミート戦略 ・「弱者の戦略」「強者の戦略」の様々な事例紹介 ・「弱者の戦略」と「強者の戦略」の使い分け ・演習:事例企業の戦略を分析する ・ランチェスター戦略の3つの結論 ・NO1効果について ・市場占有率の7つの目標数値 3.顧客に提供すべき価値と利益創出の方策を理解する ・利益を生むための4つの方策について ・価格設定の考え方 ・価格の上限・下限 ・顧客提供価値の向上による単価アップ ・顧客提供価値における「機能的価値」 ・BtoCビジネスで重要な「感情的価値」と事例 ・BtoBビジネスで重要な「経済的価値」と事例 ・演習:顧客提供価値の転換 ・利益を生むための考え方と具体例について ・モノ(製品)+コト(サービス・体験) ・アップセル、クロスセル ・ストックビジネス ・変動利率ダウン、固定費ダウン ・まとめ 質疑・応答 講師紹介 略歴 1985年にキヤノン販売(現キヤノンMJ)に入社後、30年間で2500社以上の経営者と面会し、儲かる企業と儲からない企業の違いを体感。 着実に利益成長する企業になるための方法について研究を行う。 独立後は「ランチェスター戦略」の専門家として、小規模NO1を目指す企業の戦略づくりや実践の支援、黒字化支援コンサルティングなど、200社以上の経営力向上に貢献している。 著書 「小さな会社の儲けの仕組みの教科書」(クローバー出版社)