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実習付き!メディカルドキュメントの書き方とそのポイント
-理解しやすい明解な文章を書くために-

情報を正確に伝えることが難しいメディカルドキュメントの
                   わかりやすく正確な書き方を解説する実習付き特別セミナー!

講師

メディカライト・ジャパン代表 医学博士 石塚 善久先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:47,250円 同時複数人数お申込みの場合1名:42,000円
テキスト

受講概要

予備知識

メディカルドキュメントとは何か,臨床試験とはどのようなものかをわかっていると理解しやすいと思います。

また,例文を解釈するうえで,医学や薬学的知識なども必要になります。

修得知識

医薬品申請に必要な文書をわかりやすく,そして正確に書けるようになることを願っています。

もちろん,ライティングの基礎についての話が中心ですから,一般的な文書やビジネス文書の作成にも役立ちます。

講師の言葉

新聞,雑誌,専門書などを読んでいると,どういうことなのか意味がはっきりしない文章を見かけます。

もちろん,専門書などはその専門知識がないと解読できない文章もありますが,文章自体が正確でないケースも以外と多い

ことに驚きと戸惑いを感じます。

メディカルドキュメントなど,情報伝達を目的とする文書は,その情報を正確に伝えるよう構成されていなければなりません。

どのような文章であれば情報を正確に伝えることができるか,本セミナーでは,その要点を取り上げて説明します。

さらに,いくら情報を正確に伝える文章であっても,読み辛いものや繰り返し読まなければ理解できないものは好ましい文章とは言えません。

そこで,好ましい文章,すなわち読みやすい文章にするための工夫についても解説します。

第四部では,好ましくない例文を聴講者の方々に校正していただき,情報を正確に伝えるためにはどのような文章が好ましいかを

実践を通して理解していただきます。なお,本セミナーはメディカルライティングに焦点を当てており,取り扱う例文の多くは医薬関連のものですが,

ライティングのルールや表記・表現の工夫そのものは一般的なことですから,

ビジネス文書やEメールを書く際にも役立てていただきたいと思います。

プログラム

第一部 メディカルライティングと日本語

    1)メディカルライティングとは
    2)日本語の特徴
    3)日本語らしい表現
    4)理想的な日本語メディカルドキュメント

第二部 ライティングのルール

    1)「は」と「が」の違い
    2)修飾語の位置
    3)句読点の使い方
    4)符号の種類と使い方
    5)略語の使い方
    6)箇条書きの表記法
    7)アラビア数字と漢数字の違い
    8)漢字表記とひらがな表記の違い

第三部 表記・表現の工夫

         1)一貫性のある表記・表現
    2)漢字とひらがなのバランス
    3)「の」の使い方
    4)文章の長さ
    5)二重否定
    6)全文否定と部分否定
    7)具体的な表現
    8)誤解を招く表現
    9)インパクトのある表現
   10)読みやすい文章の例

第四部 実習

講師略歴

1985年 東海大学大学院 医学研究科修了

日本薬理学会 学術評議員
日本薬学会 一般会員
日本神経精神薬理学会 一般会員
日本薬剤師会 会員
米国神経科学会 一般会員
ニューヨーク科学アカデミー 一般会員