課題解決、品質向上、技術向上のセミナーならTH企画セミナーセンター

 ~不良を見つけて取り除く検査から、品質を保証する検査への転換~

品質保証する検査業務取り組み進め方
「不良を作らない!出さない!」検査技術徹底する実践講座
【WEB受講可能】

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検査の目的・役割,問題点・対策,検査員の適正テスト・育成方法,別採とクレームの処置・対策,外観検査の特徴とポカミス対策について,豊富な経験に基づき,具体的な事例を踏まえ分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
エスケイジーマネジメント  代表   坂田 愼一 先生
公益社団法人大阪府工業協会専任講師,日本資材管理協会主 技術士(経営工学部門) 中小企業診断士
福生田園中小企業診断士オフィス 代表 清水 徹 先生
元 能美防災(株)三鷹工場長   中小企業診断士
日時
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト

受講概要

受講対象
業種:重機械工業、プラント、プレハブ、自動車、家庭電気、重電機、加工・組立
所属:検査(受入検査、工程検査、製品検査)品質管理・品質保証、資材・購買、外注・調達、開発・設計・技術部門 レベル:実務担当者、スタッフ、マネージャー、管理・監督者


予備知識
特に必要ありません


習得知識
1)検査の目的と役割が理解できる
2)検査の問題点と対策が把握できる
3)検査員の適正テストと育成方法が行える
4)別採とクレームの処置・対策が検討できる
5)外観検査の特徴とポカミス対策が明確になる


講師の言葉
 製品検査の担当者が、誤判定して致命欠点の製品を流出させたとしたら!? 検査やや品質関係者は考えただけでも、冷や汗が出るのではないでしょうか。モノ作りの現場では、品質問題やクレームを未然に防ぐために、受入検査や工程検査、製品検査を実施して良い製品を市場へ提供する努力を重ねています。
 仮に、不良品が流出して市場でクレームが発生すると、製品への評価や信用を無くすだけでなく、築き上げた企業イメージを著しく損なうことにもなりかねません。クレーム対策を行い失った顧客の信用を取り戻すためには、多大な時間と費用、そして労力を費やさなければならないことをクレーム対策の事例が物語っています。検査員一人ひとりが職責を十分認識して検査を行なっても、検査業務の管理や品質を保証する取り組みが悪いと、品質不良が再発したりクレームを起こす原因となります。
 本セミナーでは、「不良品を作らない、出さない!」ための検査業務の進め方と品質を  保証する取り組み事例を分かりやすく解説いたします。この機会に資材・購買・外注管理、品質保証・品質管理・検査部門のスタッフ・新任管  理者の受講をお勧めいたします。
 また、お取り先・協力工場の品質責任者、スタッフ・担当者の方と共にご参加いただくと、外注加工・組み立て品の品質向上が期待できます。

プログラム

 1.利益をもたらす検査の考え方
 (1)検査の目的は?
  1検査の定義
  2検査の目的
  3検査の機能   
 (2)検査と品質管理
  1品質情報の提供
  2品質意欲の刺激 
 (3)品質保証の基礎的な考え方
 (4)検査の経済性評価
 (5).検査の進め方とポイント

2.検査計画と検査管理の進め方
 (1)検査計画の内容と立案事項   
  1検査対象を決める
  2検査方法の決定
  3検査項目
  4検査環境と測定器の管理
  5検査の主体性
 (2)検査(標準)の分類と内容   
  1検査の段階
  2検査場所
  3検査の性質
  4検査の方法 
 (3)検査員の管理とポイント   
  1検査員の管理
  2検査適性テストの使用ポイント(YGテスト) 

3.受入検査と外注品質の改善対策 
 (1)受入検査の目的と抱える問題点
 (2)受入検査の種類
 (3)受入検査の進め方   
  1判定を下し処置をとる
  2無試験検査と品質保証 
 (4)外注品質の向上対策   
  1外注品質支援の進め方 
  2取引先の品質を評価する 
 (5)品質意識の向上と育成事例 

4.工程検査と製品検査の改善対策 
 (1)工程検査とは
 (2)工程検査の問題と対策 
 (3)5Sと5Mで品質を作り込む
 (4)製品検査とは
 (5)製品検査の進め方

5.特採とクレーム処理
 (1)特採の考え方と対策の進め方
  1特採(特別採用)とは
  2特採の起こる理由
  3特採の処置・対策
 (2)クレームの処置と対策
  1クレームの主な原因
  2クレーム処理の進め方
  3検査部門とクレーム処理
  4クレーム処理と対応の効果

 6.外観検査とヒューマンエラー対策」
 (1)外観検査の特徴  
  1多角的な測定には便利で早い
  2器差がある
  3再現性に欠ける
  4測定器(人間)の管理が面倒
  5客の感覚と同じで実際的である 
 (2)外観検査の問題と対策  
  1パネル(検査員)の管理
  2限度見本の管理
  3判定結果の数量化とデーター解析 
 (3)ヒューマンエラーの原因と対策   
  1ヒューマンエラーの現象と原因
 2ヒューマンエラーの処置・対策 

7:まとめ
  質疑・応答 個別相談(当日受け付けます)



講師紹介
坂田 愼一 先生
略歴
工学院大学生産機械工学科卒
ティアック株式会社入社,製造係長,コストセンター長を経て,(株)ジェムコ日本経営入社,経営・技術コンサルタントとして取引先・協力工場の経営支援と物作り改革プロジェクトをマネジメントする。
平成2年(有)エスケイジーマネジメントを創立,主に開発,資材,製造の品質・納期・コスト改善の実践支援に当たる。日本・韓国・台湾・中国など、国際コンサルティング約180プロジェクトの目標達成を支援し現在に至る。
著 書
「外観検査の実際とAI活用最前線」(情報機構)「外観・目視検査ノウハウ集」(技術情報協会)  「外注管理の実際」日経文庫(日本経済新聞社) 「開発購買の知識と実際」(日本資材管理協会) 「だからあなたの会社のコストダウンは失敗する」(日刊工業新聞社) 「よくわかるこれからの外注管理」「よくわかるこれからの原価企画」「品質管理の仕事がわかる本」 (同文舘出版)など多数

清水 徹 先生
略歴
国立東京工業高等専門学校電気工学科卒業
防災設備最大手の能美防災株式会社入社
個別生産工場、量産工場、技術部門を経て、メヌマ工場(埼玉県熊谷市・量産主力工場)品質管理課長、三鷹工場(東京都三鷹市・個別生産工場)工場長を歴任。製造、生産管理、品質管理、購買、倉庫管理からクレーム対応まで、工場における実務経験は40年を超える。
中小企業診断士資格を取得、製造業への支援を中心に活動する。経営コンサルタントとして独立・開業後は、専門家派遣、企業診断、相談窓口、研修講師等の活動を行い、現在に至る。

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