伝熱の基礎,熱・流れの伝わり方,シミュレーションの仕組,熱伝導への適用について分かりやすく解説し,手元のExcelで熱伝導シュミレーションを体験できる特別セミナー!
- 講師
明治大学 理工学部 准教授 博士(工学) 小林 健一 先生
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ *本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。 受講対象 理系エンジニア 予備知識 数学の微分、高校の基礎物理、Excelの表計算 習得知識 熱伝導の数値シミュレーションの仕組み 1)熱伝導の基礎 2)プログラミングをしないExcelによる物理シミュレーション 3)マクロ (VBA) によるExcelの作業自動化 4)偏微分方程式のシミュレーション 5)熱伝導,対流伝熱のシミュレーション など 持参品 ExcelのインストールされたノートPC 講師の言葉 物を暖める・冷やす際,熱は三つの伝わり方をします。この三つの熱の伝わり方を確認し,熱の伝わり方の一つである熱伝導を,コンピュータでシミュレーションするための方法について,Excelで実習を交えて演習します。 主な項目は以下の通りです。 ・熱の伝わり方に関する基礎事項の確認 ・プログラミングをしないExcelによる物理シミュレーション ・マクロ(VBA)によるExcelの作業自動化 ・熱伝導のシミュレーション
プログラム
1.伝熱の基礎 1-1 熱流束とは 1-2 熱伝導(熱伝導率の理解) 1-3 対流(熱伝達率の理解) 1-4 ふく射(放射率・形態係数の理解) 2.Excelを用いたビジュアルな科学技術計算 2-1 数値計算の基礎:偏微分方程式の差分法による数値解析 2-2 グラフを使ってアニメーション 2-3 マクロを使って作業の自動化 2-4 Excelのデータを利用したプログラミング入門 3.熱伝導への適用 3-1 非定常一次元熱伝導(薄板の冷却) 3-2 定常二次元熱伝導(発熱部品からの伝熱) 講師紹介 略歴 1992年 慶応義塾大学大学院 博士課程修了 1992年 東京工業大学工学部 助手 1998年 明治大学理工学部 専任講師 2006年 同 准教授 学会等 日本設計工学会 理事 日本機会学会,日本伝熱学会,可視化情報学会,空気調和・衛生工学会,冷凍空調学会 丸善発行 エクセルとマウスでできる熱流体のシミュレーション 共著