NC機械・切削工具,加工条件の算出方法,NCプロブラムの言語,プログラムの構成,加工プログラムの編集・作成方法について,実習を含め,実践的にわかりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
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TSF自動化研究所 代表 村山 省己 先生 東海大学総合科学技術研究所 研究員,東海大学工学部機械工学科 東京都中小企業振興公社 デジタル技術アドバイザー
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
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(消費税等込み)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ *こちらのセミナーはZoomシステムを使用したオンラインセミナーとなります 受講対象 ・マシニングセンターのプログラムの作成や修正を業務にしている担当者 ・生産性向上に向けてNCプログラムや加工条件を見直している生産技術者・管理監督者 ・NC工作機械をはじめNC機の設計者、製作担当者、サービス・営業担当者 など 予備知識 特に必要なし 習得知識 1.NC機械や切削工具を学び加工条件の算出方法について習得できる 2.NCプロブラムの言語を学びNCプログラムの構成を習得できる 3.NC加工プログラムの編集や作成方法を実習により習得できる 講師の言葉 ロボットを活用して工場の自動化を進めてくためには、品質の良い製品を安定して継続した生産ができる自動化システムが必要不可欠となります。加工工程においてはマシニングセンタやNC旋盤といったNC工作機械では工具寿命や切粉対策が課題であり、加工条件の設定やNCプログラムの良否が極めて重要となります。 本講座では、マシニングセンタのNCプログラムの言語を主体に学習し、既存のNCプログラムの編集及び新規に作成する技術やノウハウを学びます。 また、NCプログラムを作成する上で必要な切削工具の選定から加工条件の計算方法やNCプログラムを簡単に、短文で作成する方法についても学びます。NC加工に必要な加工方法から実践的なNCプログラムの作成技術を学ぶことで、生産性の向上を実践していくために必要なスキルを習得できる講座です。NC工作機械に携わっている担当者、加工設備やラインの設計製作担当者、生産技術者、試作担当者、NC工作機械のサービス・営業・購買担当者の方々まで幅広く、多くの方々の参加をお勧めします。
プログラム
1.加工条件の基礎知識 1-1. 加工機のセットアップ・・・NCがわかれば大幅にコストダウンが可能!? 1-2. 治具およびツーリング・・・治具の構造と加工ツールの最新技術を知ろう! 1-3. 加工条件の計算・・・加工条件と加工抵抗とは関係あり!知っておくと損はない! 2.マシニングセンタのプログラム 2-1. NCプログラムの基礎・・・プログラムの構成・フォーマット・M機能・G機能・ インクリメンタル・アブソリュート・直線補間・円弧補間・自動原点復帰方法を学ぶ 2-2. 工具補正と固定サイクル・・・工具径補正・工具長補正・アップカット・ダウンカット・ 穴明けサイクル・ボーリングサイクル・タッピングサイクル・切粉を切る方法を学ぶ 2-3. NCプログラム作成事例・・・穴加工プログラムの編集とメイン・サブプログラムを学ぶ 3.NCプログラムの作成実習 3-1. Z軸座標・ミーリングの粗と仕上げ・工具径補正・仕上げ代0.2mm残して加工する方法を学ぶ ・・・図面から加工条件・座標の計算・ツールパスを決めNCプログラムを考える(実習) 質疑・応答 講師紹介 (株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任。NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、数々の設備設計開発に携わる。国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定員に長年携わり主席検定委員を経験。国内海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。大学講師のかたわら日立総合技術研修所講師並びに各社中堅技術者教育セミナーの講師として活躍中。2016年4月~2019年3月 東海大学教授。2019年4月~東海大学工学部機械工学科・非常勤講師。2019年4月、TSF自動化研究所を創設し工場の自動化を支援~現在に至る。 2019年7月~東京都中小企業振興公社・デジタル技術アドバイザー。2021年4月~東海大学総合科学技術研究所・研究員。 専門・研究分野 設計工学、機械工学、ロボット工学、自動化システム工学、生産技術開発、設備投資計画他 所属学会 自動車技術協会、日本設計工学会、日本機械学会、精密工学会他 著書 2021年4月「自動化システム構築の考え方と方法」プレス技術4月号掲載 2021年4月「段取り時間短縮から生産性向上を考える」プレス技術4月号掲載 2020年8月「身の丈IOTの基礎知識と実務」プレス技術8月号掲載 など多数