感性・感情・印象の定量化,評価・定量化・モデル化に向けた測定手法,
生体計測による心理状態の推定,評価・定量化の可能性・課題について,
豊富な研究事例を踏まえ詳しく解説する特別セミナー!!
- 講師
早稲田大学 人間科学学術院 人間情情報科学科 教授 博士(理学)松居 辰則 先生
- 日時
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講形式 WEB受講のみ *こちらのセミナーはZoomシステムを使用したオンラインセミナーとなります。 Zoomアプリのダウンロードをしなくてもブラウザから視聴可能です。 予備知識 特に必要ありません. 習得知識 「感性・感情・印象の評価と定量化・モデル化」についての 可能性と限界を概観できるようになる。 1)感性・感情・印象の定量化の方法 2)評価・定量化・モデル化に向けた測定手法 3)生体計測による心理状態の推定 4)感性・感情・印象の評価・定量化の可能性・課題 講師の言葉 人間は誰しも「感性」をもっており、「感情」を表出したり、「印象」を感じて意思決定や 行動選択を行います。 つまり、「感性・感情・印象」は人間の人間らしさの本質であるといっても過言ではありません。 しかし、「感性・感情・印象」を定量的に捉えることは困難です。 一方、情報技術、特に人工知能技術の発展に伴い、人間と技術の共生の観点からは、様々な 技術開発・商品開発においても人間の「感性・感情・印象」を十分に考慮することが一層重要と なります。 そこで、本講演では「感性・感情・印象」の評価・定量化・モデル化について研究事例を 紹介しながら、技術としての展開の可能性を議論したいと思います。 さらに、生体計測による心理状態の推定の可能性と応用についても議論したいと思います。
プログラム
(1)感性,感情,印象の定量化に向けて ・感性・感情・印象の科学的定義 ・感性・感情・印象への情報科学的アプローチ ・感性・感情・印象の評価・定量的測定手法 ・感性・感情・印象のモデル化手法 (2)評価,定量化,モデル化に向けた測定手法(事例紹介) ・感性・感情・印象への心理学的アプローチ ・印象のマルチモーダル評価 ・機械学習を用いた感性のモデル化 ・感情表出に関する脳機能モデリング ・ロボットとのインタラクションにおける「感」の共有 (3)生体計測による心理状態の推定 ・生体計測と心理状態との関係 ・教育・学習文脈での心理状態の推定と学習支援の試み (4)感性・感情・印象の評価・定量化への可能性と課題 講師紹介 略歴 1988年 早稲田大学理工学部数学科 卒業 1990年 早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻修士課程 修了 1994年 博士(理学)早稲田大学 取得 1992年 早稲田大学理工学部情報学科 助手 1995年 東京学芸大学教育部学部 助手 1997年 電気通信大学大学院情報システム学研究科 助教授 2004年 早稲田大学人間科学部(現 人間科学学術院) 助教授 2007年 早稲田大学人間科学学術院 教授 所属学会 人工知能学会 教育システム情報学会 電子情報通信学会 感性工学会 認知科学会 学習分析学会 等 協会および役職等 教育システム情報学会 理事 学習分析学会 理事 The Asia-Pacific Society for Computers in Education (APSCE) Executive Committee Member 等 学会役員多数