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超音波洗浄技術を実務に活用するための

洗浄・超音波の基礎から学ぶ、超音波洗浄の活用技術とトラブル対策


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エレクトロニクス化学医薬

洗浄の基礎,超音波の基礎,超音波洗浄の技術やトラブル対策について実務に役立つよう解説する特別セミナー!!

講師

超音波システム研究所 代表  斉木 和幸 先生

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講概要

受講対象

化学製品・医薬品、医療機器、自動車、精密機械、電気・電子機器の製造企業の研究開発部門・製造部門・品質保証部門の方
新入社員のレベルからベテランの実務者に対しても役に立つ説明を行います

予備知識

 特にありません
 洗浄に対する関心が高い方であればどなたでも結構です

習得知識

 1)洗浄の基礎(基本的な考え方)
 2)洗浄効果の確認方法
 3)洗浄効果の改善方法
 4)洗浄システムの開発方法
 5)超音波装置(周波数・出力)の開発・応用方法

講師の言葉

 製造工程にとって重要な洗浄。機械加工の工程や表面処理の工程など、製品への付加価値レベルの向上に伴い、
洗浄技術は大変重視されるようになりました。
 しかし、現状の洗浄状況は、IT技術・3Dプリンター・ナノテクノロジーの普及などと比べると大きな改善・変化が
起きていません。 洗浄後の汚れが再付着する状況や洗浄物の違いによる洗浄状態のバラツキ、乾燥後のしみの発生など、
性能を低下させる原因やクレームになる事例は多く、洗浄工程の考え方や改善方法等は、非常に重要な事項だと言えます。
 本セミナーでは、洗浄のメカニズムや基本的な知識についてわかり易く解説するとともに、講師の長年におよぶ
超音波実験・実績から得られた洗浄のテクニック(水槽設計・製造、マイクロバブルの利用、キャビテーションと音響流の
最適化技術、洗浄中の表面弾性波測定技術…)やトラブルシューティング、アルミ部品・大型材料の表面処理事例等について紹介します。

プログラム

1.洗浄の基礎知識
 1.1 洗浄の目的と原理
 1.2 洗浄のエネルギー
  1.2.1 汚れと付着力
  1.2.2 洗浄と表面エネルギー
 1.3 洗浄の方法
  1.3.1 物理作用
  1.3.2 化学作用
  1.3.3 マイクロバブル
 1.4 一般的な洗浄プロセス
 1.5 洗浄液(洗剤、溶剤…)
 1.6 洗浄効果の確認・評価方法
 1.7 洗浄システムの具体例
2.音圧データの測定解析に基づいた問題と改善策
 2.1 液体、気体、固体が化学反応した汚れには、
    キャビテーションの変化が有効
 2.2 ナノレベルの精密な洗浄には、
    複数の異なる超音波周波数による音響流制御が有効
  2.3 再付着には、超音波シャワー・洗浄液の流れの見直しが有効
  2.4 洗浄プロセスの効率改善には、
    隣接する水槽間の相互作用を確認・解析することが必要
  2.5 部品の隙間に入ったメッキ液の洗浄には、
    洗浄物の音響特性に合わせた揺動操作が有効
  2.6 超音波が大きく減衰する洗浄液を使用する場合は、
    水槽の設置・治工具の工夫が必要
3.洗浄で使われる超音波
  3.1超音波の利用ノウハウ
  3.1.1 設置
  3.1.2 マイクロバブル発生システム
  3.1.3 液循環
 3.2 超音波振動の伝搬現象
  3.2.1 液体
  3.2.2 気体
  3.2.3 弾性体
 3.3 キャビテーションと音響流
  3.3.1 測定
  3.3.2 解析
  3.3.3 評価
  3.3.4 具体例
4.洗浄の問題解決テクニック( トラブルシューティング)
 4.1 大型部品(軸・フレーム…)の洗浄
 4.2 洗浄バレルを使用した洗浄
 4.3 大量の部品洗浄
 4.4 洗剤・溶剤を利用した洗浄
 4.5 複雑な形状の部品洗浄
 4.6 その他 (線材、素材、粉末、アルミ、セラミックス…)

□質疑応答□   

講師紹介

著作(共著)
マイクロバブル(ファインバブル)のメカニズム・特性制御と実際応用のポイント
発刊  2015年3月27日  定価  63,000円+税
体裁  B5判 ソフトカバー 469ページ  
ISBN 978-4-86502-079-3
発行 株式会社 情報機構