洗浄の基本，洗浄剤の種類・特徴・取扱い上の注意点・選定のポイント，洗浄法の種類・特徴，
洗浄液・すすぎ液の管理・注意事項，洗浄度の測定方法について具体的に解説する特別セミナー！！
- 講師
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日本産業洗浄協議会 シニアアドバイザー 天田 徹 先生
- 日時
- 会場
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- 受講料
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1名：48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名：43,200円
- テキスト
受講概要
受講対象
産業洗浄（特に、自動車、電気・電子、機械、精密部品など）のプロセス・品質管理に係わる方
予備知識
特に必要ありません
習得知識
1)洗浄方法と洗浄剤の基礎知識 2)洗浄評価の対象と方法 3)洗浄液やすすぎ液の管理と混入不純物の除去法 4)洗浄液の基礎的な取り扱いと保管
講師の言葉
洗浄は次工程で不具合を生じる原因となる物質を取り除く作業で、洗浄の対象となる汚れは油脂・フラックス・金属粉・ 金属酸化物・研磨粉などはもちろん錆・酸化膜から指紋・カビ・細菌などに至るまで多岐にわたり、製品の品質や不良発生率を 左右するきわめて重要な工程である。 ここでは、金属部品の洗浄を中心に産業洗浄従事の初心者・新しく産業洗浄の現場でスタートされた方々やこれから 産業洗浄をめざす方を対象に洗浄の基本概念から、洗浄剤の種類・特徴・取扱上の注意事項、洗浄方法の種類と特徴を 紹介する。 これに加えて、実際の洗浄工程を紹介しながら、洗浄工程の設計、洗浄液・すすぎ液の管理及び リスクアセスメント実施のための取り扱い上の注意事項と清浄度の測定方法などについて具体的に紹介する。
プログラム
1.洗浄概論 1.1 洗浄とは 1.2 洗浄設計のための準備 1.3 界面活性剤の種類と特徴 2.洗浄方法の種類と特徴 2.1 浸漬・液流動・揺動・吸引洗浄 2.2 超音波洗浄（周波数・減圧度とその効果） 2.3 シャワー・スプレー・ジェット・二流体ノズル洗浄 2.4 電解洗浄 2.5 減圧・真空洗浄 2.6 その他 3.洗浄剤の種類と特徴及び使用工程例と工程管理 3.1 洗浄剤の分類 3.2 非水系不燃性洗浄溶剤（ハロゲン系洗浄溶剤）の種類と使用工程 3.2.1 ハロゲン系洗浄剤の種類と特徴 3.2.2 新しいフッ素系洗浄剤とその洗浄工程（水置換・コソフベント洗浄など） 3.2.3 非水系不燃性洗浄溶剤の工程管理 3.3 非水系可燃性洗浄溶剤（炭化水素系洗浄溶剤、他）の種類と使用工程 3.3.1 非水系可燃性洗浄溶剤の種類と特徴 3.3.2 非水系可燃性洗浄溶剤の洗浄工程と工程管理 3.4 水系洗浄剤の種類と使用工程 3.4.1 準水系洗浄剤 3.4.1.1 準水系可燃性洗浄剤の種類と特徴 3.4.1.2 準水系不燃性洗浄剤の種類と特徴 3.4.1.3 準水系不燃性洗浄剤の洗浄工程と工程管理 3.4.2 水系洗浄剤 3.4.2.1 水系洗浄剤（酸性）の種類と特徴 3.4.2.2 水系洗浄剤（中性）の種類と特徴 3.4.2.3 水系洗浄剤（アルカリ性）の種類と特徴 3.4.2.4 自動車部品洗浄等に使用されるノンリンス洗浄剤について 3.4.2.5 水系洗浄剤の洗浄工程と工程管理 4.洗浄評価技術 4.1 残留油分の測定法 4.1.1 水濡れ法 4.1.2 接触角法 4.1.3 赤外線分析法 4.1.4 紫外線分析法 4.1.5 その他 4.2 固形分分析法 4.2.1 テープ法 4.2.2 ミリポア法 4.2.3 パーティクルカウンター法 4.2.4 CCDカメラ・画像処理を用いた測定器 4.2.5 その他 4.3 その他の汚れに対する分析法 5.リスクアセスメント実施のために 5.1 リスクとハザード 5.2 リスクアセシメントとSDS（安全データシート）・ラベル表示 5.3 洗浄液の取り扱いと保管について
講師紹介
□経歴・活動： 過去の専門分野・研究分野（定年退職により現在は活動はしておりません） 洗浄剤（水系・準水系・溶剤系）の開発 □書籍 よくわかる洗浄のすべて 日刊工業新聞社 はじめての洗浄技術 工業調査会 表面技術総覧 日刊工業新聞社 他